浴室のリフォームで失敗しないために!事前に知っておきたい注意点4つ

浴室のリフォームで失敗しないために!事前に知っておきたい注意点4つ

浴室を長年使っていて使い勝手が悪くなった、浴室をもっと広くしたい、など、浴室リフォームを検討する動機はさまざまです。浴室のリフォームは、快適さや掃除の負担軽減につながる一方、失敗例も多くあります。

本記事では、浴室リフォームを検討されている方に向けて、リフォームで失敗しないために事前に知っておきたい注意点を4つご紹介します。

素材や色を慎重に選ぶ

リフォームの失敗例として、「せっかく浴室をリフォームしたのに、カビが生えやすくなった」という事象が多くあります。「リフォームするのであれば、高級感のあるおしゃれな浴室にしたい。」という気持ちもあるかもしれませんが、見た目のデザイン性だけで選ばないよう注意が必要です。リフォームをして綺麗にしたにも関わらず、カビが生えやすい浴室になってしまっては本末転倒です。浴室をリフォームする際は、防菌・防カビの素材を使うことにコストを惜しまないようにしましょう。機能性とデザイン性のバランスや優先順位を踏まえながら、素材を選ぶのがおすすめです。

色にこだわる場合の注意点

色にこだわる場合も注意が必要です。黒系の素材は、見た目がスタイリッシュでかっこよくなる一方、汚れが目立ちやすい色でもあります。また、季節によっても色から受ける印象が異なります。たとえば夏の暑い時期にショールームで青や白の素材を見ると、「涼しそうでいいな」と思うかもしれません。しかし冬に浴室で同じ色を見ると、寒く感じるということもあります。オールシーズン使うことをイメージして、汚れの目立ちやすさも考慮しながら慎重に色を選びましょう。

家族構成や掃除のしやすさを考慮しながら広さを決める

浴室のリフォームをした結果、「浴室が窮屈になってしまった」「広くしすぎて寒く感じる」という例も多く見られます。浴室は、「広ければ広いほどいい」とは限りません。広くなると掃除の手間が増えます。また暖房機をつけても浴室全体が暖かくなるまで時間がかかるため、寒く感じやすくなって光熱費がかかる傾向にあります。

一方狭い浴室は、掃除は簡単かもしれませんが、リラックスできずに不満が残りやすくなります。たとえば2人暮らしであれば、広さは必要ないかもしれません。しかし、小さなお子様が多い家庭では、複数人が同時で入れるよう、ある程度の広さを確保しなければなりません。

浴槽自体の広さもポイント

浴室全体の広さだけでなく、浴槽の広さも検討ポイントの1つです。「足を伸ばしてゆったり入りたい。」という方もいるでしょう。また浴槽が高すぎると、足を高くあげて入ることに負担を感じる方もいます。特に高齢者の方は転倒の恐れがあるため、老いに備えて浴槽の高さを見直すことも必要です。

浴室や浴槽の「広い」「狭い」には、それぞれのメリット・デメリットがあります。小さなお子様や高齢者のこと、近い将来の家族構成を考慮しながら、優先順位を考えましょう。

浴室に必要な機能を考える

浴室にはさまざまな機能を付けることができます。たとえば最近では、ジェットバスやミストサウナといった機能が充実しているものも増えてきました。しかし、「リフォームの時にミストサウナを付けてみたけれど、使ったのは最初だけで次第に使わなくなった」という例も多くあります。

新しい機能を見ると惹かれがちですが、「本当に必要か」「今後使い続けそうか」を慎重に考えましょう。余計な機能を省くことで、リフォームのコストを抑えることができます。

将来を見据えた機能も付けておこう

また、浴室は1度リフォームをすると長く使うことになるため、将来を見据えた機能も視野に入れておきましょう。たとえば、家族の老いを考えて、怪我の心配が少ない浴室にしておくことをおすすめします。浴室は滑りやすく転倒事故が発生しやすい場所です。高齢者のために手すりをつけたり、浴室の段差をなくしたりするなど、事前に事故防止策を検討しておきましょう。今すぐに必要がない機能でも、将来を見据えて考えておくことで、リフォーム回数を少なくすることができます。

補助金が使えるかチェックする

浴室のリフォームには、国や地方自治体からの補助金制度を利用できるケースがあります。例えば、要支援・要介護認定をされている方が住む家の場合、「浴室内に手すりを付ける」「段差をなくす」といったリフォームは、国からの補助金を受ける対象になっています。

国や地方自治体が公開している情報を確認し、リフォームの内容と照らし合わせて、補助金を受ける対象になっているかを事前に確認しておきましょう。補助金制度を上手に活用することで、リフォームのコストを抑えられます。

まとめ

浴室をリフォームする際に注意したい点を4つご紹介しました。浴室の広さや機能には、メリット・デメリットの両方の側面があり、正解はありません。大切なのは、あなたの家族構成や実現したい内容を踏まえて、納得できるリフォームをするということです。

「株式会社IMK」は、浴室リフォームの施工実績も豊富にございます。今回ご紹介した注意点だけではなく、浴室のリフォームでお悩みがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。