毎日使うものだから…節約コストも抜群!
おトクになるトイレリフォーム
現代の住まいでは、そのほとんどが洋式トイレですが、その洋式トイレも以前に比べて、おしゃれなデザインで機能もグレードアップしました。
水漏れや壊れてしまった場合はもちろん、汚れが落ちにくくなったりライフスタイルが変わったりするときを機に、トイレをリフォームするとこれまでよりもずっと使いやすくなります。
ここではトイレのリフォームのメリット、そしてリフォームする際の注意点をまとめてみました。
水を節約できる
トイレを新しくすると節水できます。1990年代以前に製造されたトイレに比べて今のトイレはより一層、節水ができます。その節水量は従来の1/3ほどの水の量で洗浄できるのです。
トイレはとくに水を使う場所であるため、新しいトイレにリフォームすることで、かなり節水と水道代の節約になります。
電気を節約できる
現代のトイレは従来のトイレに比べて電気代も節約できます。たとえばトイレを使用しないときは、省エネ運転モードとなって節電できる賢い機能が付いている機種もあるでしょう。
メーカーによってさまざまな工夫がされているのですが、ウォシュレットの温水シャワーを使うタイミングに合わせて、瞬間的に温水をつくる瞬間式の機種や、便座を温める機能も従来のものに比べると電気代が安くなる機能に開発されています。
衛生面を向上できる
トイレは臭いスポットなどという、昔のイメージはまるでない今のトイレには、各メーカーがさまざまな除菌機能を搭載した商品を提供しています。衛生面をアップさせることができる点もトイレをリフォームするメリットです。
- ウォシュレットのノズルに抗菌樹脂やステンレスを使い常に清潔に保つ
- 銀イオンを使用して便座の裏側や便器内のカビ菌などを除菌する
- 汚れにくくするために便座に継ぎ目を入れない
- 一定時間使用しない時には便器ボウルに自動で除菌ミストを吹きかける
このように各メーカーとも、便器をきれいに保つ除菌機能を搭載したトイレを提供しています。
トイレをリフォームすることでこうした衛生面の向上が図れるのです。
掃除が簡単
従来のトイレに比べて汚れが付きにくい機能が搭載されているので、リフォームすることで掃除が簡単になります。
たとえば便器の汚れの原因となる水垢ですが、その水垢の原因となる陶器と洗浄水内の物質の結合を回避するために、陶器製でありながら水垢が付きにくい素材が開発され使用されている機種もあります。
各メーカーによってその機能は異なりますが、どのメーカーでも独自の技術で汚れが付きにくい開発がなされた機能が付いているのです。
トイレのタイプ別のメリット
各メーカーが揃えた昨今のトイレにはさまざまなメリットがありますが、従来のトイレに比べ、今のトイレは型ごとにもメリットがあります。
組み合わせ型のトイレのメリット
タンクと便器が別になっている馴染みのあるタイプの組み合わせ型のトイレは、どちらかが壊れても別々に修理できる点が大きなメリットです。そのためメンテナンスの費用を安く抑えられます。またほかもタイプに比べて価格の安さもメリットです。
たとえば温水洗浄便座のみの交換などといったことも可能なのがこのタイプです。タンク式なので水圧が低くても使えます。ただタンクの裏にほこりが貯まりやすいなどという点で、掃除に手間がかかることはデメリットとなる箇所です。
タンク一体型のトイレのメリット
タンクと便器がくっついているタンク一体型のトイレのメリットは、タンクがついていないので見て目がモダンでシンプルな点が大きなメリットです。とくに手洗い付きのタイプはデザインがよいと人気です。
スッキリとした見た目からもわかるように掃除がしやすいと好まれます。このタイプもそもそもはタンク式なので水圧の低い場所でも使えます。
ただ、たとえばタンクか便器のいずれかが壊れたときは分解して直せないので、故障したときはほかのタイプより費用がかかる場合があるでしょう。
タンクなしのトイレのメリット
水道から直接水を引くタンクなしのトイレはタンクがついていない分、圧迫感がなくすっきりとしたスタイリッシュなデザインが大きなメリットです。水道直結で水を流せるので連続使用ができます。
タンクなし型はコンパクトなのでトイレの空間を広く見せたい方に好まれています。便器と便座が一体となっているので凹凸がなく掃除もしやすい点も魅力です。ただ手洗い器をつけることができないので、別に手洗い場を設けなければなりません。
トイレのリフォームでの注意点
トイレをリフォームすることでたくさんのメリットがあり、住みやすい住まいになることは間違いありませんが、リフォームにあたり注意するべき点もあります。
それはトイレのスペースを考えず、見た目や機能性だけを考えてトイレの機種を選んでしまうことです。トイレ空間の面積と便器のバランス考えなければ、選んだトイレによってはその場を居心地の悪い空間にしてしまいます。
たとえば先に解説しましたが、コンパクトでカッコいいスタイルでもタンクなし型のトイレは、別途手洗い場のスペースを設けなければなりません。手洗い場を設けたことでトイレの面積が小さくなってしまい、コンパクトに見える便器も狭く感じてしまう場合があるのです。
機能性を考えた上で、どのタイプが自宅のトイレ面積に適しているかリフォームの時には注意してトイレを選ばなければなりません。
デザインやカラーバリエーションも豊富になりましたが、自宅のトイレスペースにそのトイレが合うかどうかよく考えて選ぶことも忘れないように注意してください。
まとめ
住まいのリフォームは住まいの寿命を延ばし、住みやすさをよみがえらせるといわれますが、トイレのリフォームも住みやすくするステップの1つです。上手に選んで、快適なトイレにリフォームしましょう。
埼玉県ふじみ野市の「株式会社INK」は埼玉県を中心に東京、神奈川、千葉と、一都三県に対応して建物の全面リフォームのご依頼やご相談に受けております。｢トイレの床が汚くなってきたので張り替えたい｣など、工事の規模に関わらず各種リフォーム工事を埼玉にて承ります。トイレやキッチンの水回り修繕工事などについてご相談のある方は、お気軽にお問い合わせください。
