キッチンリフォームで補助金が受け取れる条件や事例を確認しよう!詳しく解説

キッチンリフォームで補助金が受け取れる条件や事例

家のリフォームをするときは、内容や条件によって補助金が受け取れることを知っているという方は少ないでしょう。細かい決まりはあるものの、受け取れればリフォームの費用は大幅に抑えられます。補助金を申請する場合は注意事項を確認することが必要です。

この記事を読めば、キッチンのリフォームをするときに補助金が受け取れるのかどうかが分かります。また補助金を利用してリフォームをした事例も紹介するので、合わせてご覧ください。

キッチンのリフォームで補助金が受け取れる?

キッチンのリフォームだけで補助金を受け取るのは難しいことが多くなっています。しかしほかの場所と合わせてリフォームをすることによって、補助金を受け取れる可能性があります。

リフォームで補助金が受け取れるのはなぜ?

公的な建物でもないのに、なぜリフォームをすると補助金が受け取れるのでしょうか。リフォームで補助金が受け取れる主な理由は、「建築物の質を維持するため」です。国は住宅政策の一環として、新しく建てる建物の品質を維持しようと考えています。

しかし時が経つにつれて建物の品質に対する基準は厳しくなるので、現在の基準をクリアしていない建物が多くあります。このような建物は環境や防災の面で問題になりますが、リフォームによって以前よりも品質が高まるのです。

キッチンリフォームに関する補助金の種類

キッチンだけをリフォームしようとすると、補助金の対象外になる可能性が高くなっています。しかし大規模なリフォームを行うことや、ほかの場所とリフォームを行うことで、補助金の対象になる場合があるのです。

リフォームと関係がある補助金には、主に「長期優良住宅化リフォーム推進事業」と「自治体の補助金」があります。そして国土交通省が行う長期優良住宅化リフォーム推進事業には、条件があるので確認してください。

長期優良住宅化リフォーム推進事業に必要な条件の例

  • 性能を向上するため
  • 子育て世帯に向けた改修
  • 三世代同居改修
  • 自然災害に対応する改修

令和3年度より、「防災性やレジリエンス性の向上」「テレワーク環境整備改修工事」などの条件が追加されました。キッチンを含むリフォームに使えるのは、上記の中でも三世代同居改修になります。ここで令和3年度に国土交通省が発表した、長期優良住宅化リフォーム推進事業を確認してみましょう。

長期優良住宅化リフォーム推進事業の対象事業

  • インスペクションを実施し、維持保全計画・履歴を作成すること
  • 工事後に耐震性と劣化対策、省エネルギー性が確保されていること

インスペクションとは本来、「調査」や「検査」などの意味があります。住宅に関する場合は、「建物状況調査」や「住宅診断」のことで、専門の検査員によって住宅の現状の検査を行うことです。補助率は補助対象費用の三分の一で、補助限度額は原則一戸100万円までです。

令和3年度の長期優良住宅化リフォーム推進事業の交付申請は、令和4年1月31日必着で終了します。しかし令和4年も申請受付を行う可能性があるので、ご確認ください。

長期優良住宅化リフォーム工事費用のほかに、自治体による補助金があります。「地方公共団体における住宅リフォームに関わる支援制度検索サイト」があるので、お住まいの自治体を調べてみてください。

補助金を利用するときに確認すること

補助金を利用するときに、確認したい内容が3点あります。

補助金を利用する時に確認したい内容

  • 必ずしも全員が受け取れるものではない
  • 補助金の制度によって申請期間が異なる
  • 募集期間中に申し込みが終了する可能性がある

補助金制度には審査があるので、審査に落ちたら受け取れません。申請期間も補助金の制度によって異なるので、制度ごとにチェックしてください。補助金制度は、募集期間中に申し込みが終了する可能性があります。年度ごとに予算が決められており、限りある予算の範囲内で補助金を支給するからです。

たとえば「グリーン住宅ポイント制度」という制度がありましたが、こちらは2021年12月15日で受付を終了しています。グリーン住宅ポイント制度のような例があるので、つねに最新の情報を確認して補助金制度が利用できるかどうかを調べてください。

キッチンのリフォームで補助金を利用した事例

実際に、キッチンのリフォームで補助金を利用した事例を確認したい人もいると思います。ここではキッチンのリフォームと合わせて、ほかの場所をリフォームした事例を紹介します。

キッチンと合わせてテレワークのスペースを増設

キッチンのほかにお風呂やトイレ、洗面所のリフォームをするときに、テレワーク用のカウンター机を設置した事例です。リフォームをした当時に申請の申し込みを受け付けていた補助金制度を利用して、カウンター部分の増設ができました。

キッチンと合わせて屋根の修理をした

これまでに申請の申し込みを受け付けていた補助金制度を利用して、異なる場所をリフォームできた事例はほかにもあります。キッチンやお風呂、トイレなどの水回りにプラスして、屋根の修理を行いました。補助金制度を利用した結果、費用の負担を大きく軽減できたのです。

まとめ

キッチンのリフォームで補助金が利用できる事例を紹介しました。繰り返しになりますが補助金制度は、必ず受け取れるものではないうえに、予定よりも早く申し込みが終了する可能性があります。制度によって適用される条件も異なりますので、自分でも最新の情報を確認しましょう。

「株式会社 IMK」は埼玉県でマンションのリフォームや、リノベーションをしています。「使いやすいキッチンにしたい」「所有している物件の価値をさらに高めたい」と考えている方は、お気軽にご相談ください。